コラム

【保存版】レンタカー事故が不安な方へ!安心ドライブのための事前準備&対処法

レンタカーを借りる際「運転に慣れてないけど大丈夫かな…」「事故が起きたらどうしよう」と不安になっていませんか?

 

とくに操作に慣れない車種や道では、小さなミスが大きなトラブルに繋がることもあります。本記事では、レンタカー事故を未然に防ぐテクニック・万が一のときの対処法・保険の仕組みや便利アプリの活用を解説します。

 

レンタカー事故に関する知識を知っておくことで、安心してドライブを楽しめるようになるでしょう。 

レンタカー事故を未然に防ぐテクニック

レンタカー

運転に不慣れな方は以下の注意点を意識しましょう。

 

  • レンタカー特有の注意点
  • 雨天・夜間・高速道路で気をつけるポイント

 

レンタカーで慣れない車を運転する際、注意点を覚えておけば事故が発生する可能性を減らせます。

レンタカー特有の注意点

出発前の慣らし運転と車両サイズの把握が、レンタカー特有の運転ミスを防ぎます。

 

レンタカーでは普段と異なる車種に乗るため、ハンドル操作やブレーキの感覚、車幅・全長・車高の把握が難しく「ついアクセルを強く踏んでしまった」「ぶつけそうになった」といったミスが起こりがちです。

 

  • 慣らし運転:エンジン始動後、駐車場内を前後にゆっくり3〜5分動かし、車両感覚を身体で覚える。
  • ミラー・シート調整:シート位置はペダル操作が無理なく行える距離に、ミラーは後方がしっかり映るよう調整。
  • 視点確認:運転席から見えるボンネット先端と左右の余裕を確認する。

 

出発前のほんの数分の慣らし運転とシート・ミラーの調整だけで、初めての車種でも安心して走り出せるでしょう。

雨天・夜間・高速道路で気を付けるポイント

天候や時間帯、高速道路では「速度抑制」「視界確保」「車間距離」が事故防止のポイントです。

 

危険ポイント 対策
雨天 濡れた路面はタイヤのグリップが低下し、制動距離が延びる。 普段の70〜80%の速度に抑え、ワイパー・タイヤ溝を出発前に点検。
夜間走行 ライトの照射範囲に限界があり、歩行者や障害物が見えにくい。 対向車が来たら即座にハイ→ロービーム切替を練習し、走行前に操作感を確認。
高速道路 速度が速いため、ブレーキから停止までの距離が長くなり、車間距離不足で追突事故が増える。 時速100kmなら前車と100m以上の距離を保ち、追い越しは「ウィンカー→確認→加速」の順序を徹底。

 

どの状況でも「減速」「視界確認」「十分な車間距離」を守ることが、事故未然防止になります。

レンタカーで使える!ドライブ中に役立つスマホアプリ4選

 

ドライブ中に役立つアプリは以下の4つです。

レンタカー 事故 アプリ

  • Googleマップ
  • NAVITIMEドライブサポーター
  • ATIS交通情報
  • Safety Rec

 

GoogleマップやSafety Recは日常でも役立つでしょう。アプリを上手に活用することで、不慣れなレンタカーでも事故に巻き込まれる可能性を減らせます

Googleマップ(渋滞情報・最適ルート)

リアルタイム渋滞回避の機能があり、交通トラブルのリスクを軽減できます。なぜなら渋滞にはまるとイライラし、無理な車線変更や急発進をしやすく事故のリスクが増えるからです。

 

また目的地を入力後、自動的に最適ルートを提示してくれます。そのため、走行中にも音声案内で「前方渋滞です。迂回ルートへ変更しますか?」と知らせてくれるため、安全運転に集中できます。ただ、たまにすごく狭い道を案内することがあるので、実際の道を確認しながら安全を優先してルートを選びましょう。

 

渋滞情報を見ながら落ち着いてルート選択できるGoogleマップは、事故リスクの低減に効果的です。

 

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NAVITIMEドライブサポーター(駐車場・ガソリンスタンド検索)

NAVITIMEドライブサポーターは駐車場の空き情報や最寄りのガソリンスタンド検索ができるアプリです。事前に施設の情報を知ることで、運転中の焦りを防ぎます。

 

目的地付近で駐車場が見つからないと、路上で何度も切り返す・急停止するなど、思わぬ接触事故を招くことがあります。そこで事前にアプリで施設を検索しておけば、事故発生確率を減らせるでしょう。

 

アプリ起動→「駐車場検索」で現在地周辺の空き状況を地図表示でき、満車を避けて事前に停められる駐車場を検索可能。停めたい場所がすぐに見つかる安心感は、慣れない地域での運転の不安を和らげてくれます。

 

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ATIS渋滞情報(高速道路専門)

ATIS渋滞情報は高速道路の渋滞・規制情報を事前に把握し、計画的に走行するためのアプリです。高速道路での思いがけない渋滞は、追突事故や合流時の接触リスクを高めます。

 

路線を選択すると、赤色で渋滞区間、黄色で注意区間を表示してくれます。出発前に渋滞予測を確認し、時間調整や休憩計画に役立てましょう。

 

高速道路走行前にATISで情報収集するだけで、安全性・計画性が大きくアップします。

 

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Safety Rec(ドライブレコーダー代替)

Safety Recはスマホがドライブレコーダーの代わりになるアプリです。風景の写真はもちろん、運転中のさまざまな情報も記録できます。ドライブ風景を1分ごとに撮影してくれるほか、安全運転レベルを診断してくれるため、運転スキル向上にも役立ちます。

 

レンタカーには必ずドライブレコーダーがついているわけではないので、運転や事故が不安な方におすすめです。

 

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2025/6月現在、グーグルplayストアではアプリを確認できませんでした。

レンタカー事故に備える!会社が加入する保険の仕組み

レンタカー 事故

「レンタカーの保険はどうなってるの?」という方のために、保険の仕組みについて解説します。

  • レンタカー会社の保険の種類
  • 自分の「他者運転特約」が使えるケースがある

 

レンタカー会社は保険に加入していますが、プランはさまざまです。利用する会社の保険内容は必ず確認しておきましょう。

レンタカー会社の保険の種類

レンタカー会社の保険には「対人賠償」「対物賠償」「車両補償」「人身傷害」の4種類があります。

 

対人賠償 相手のケガや死亡に対する補償
対物賠償 他人の物(建物・車など)への損害
車両保険 レンタカー自体の修理費用
人身傷害 ドライバー・同乗者の治療費

 

レンタカー事業者は国土交通省によって保険の加入が義務付けられています。補償額や車両保険の有無はレンタカー会社によって異なり、オプションで加入する会社もあります。

 

ただ、補償額は会社によって異なるため、補償額が少ない場合は自分の保険を使用も検討しておきましょう。

自分の「他者運転特約」が使えるケースがある

自身の自動車保険に「他者運転特約」が付帯していれば、レンタカー事故でも補償を受けられる場合があります。

 

「他者運転特約」は他人の車を運転中の事故も補償対象に含む特約で、レンタカー利用時にピッタリの保険です。

 

友人の車を運転するケースと同様に、相手への賠償や自身の治療費を保険金でカバーします。レンタカー会社の保険プランに上乗せして、免責金額ゼロにする使い方も可能です。

 

現在加入している自動車保険の特約を確認し、二重の補償で自己負担をなるべく減らしましょう。

レンタカー事故でも保険が使えないケース

レンタカー 事故 保険

レンタカー会社が保険に加入していても、使えない場合もあります。保険が使えないのは以下のパターンです。

 

  • 飲酒運転など規約に反している
  • 修理代が免責金額を超過している
  • レンタカー事故の被害が保険の補償範囲を超える
  • レンタカー修理による営業損害

 

規約に反していたり、大きな事故の場合は自己負担額が発生する可能性があります。万が一のために利用するレンタカー会社の規約をしっかり確認しておきましょう。

飲酒運転など規約に反している

飲酒運転・無免許運転など契約違反時は、どんな補償プランでも保険適用外です。

 

保険は「契約に従った運転」を前提に補償を行う仕組みで、明らかな契約違反は補償対象外と定められています。飲酒運転で事故を起こした場合は相手への賠償も自費、レンタカー修理費も全額自己負担になります。

 

違反運転中に発生した人身傷害も、特約や任意保険からは支払われません。絶対に契約違反をせず、安全運転ルールを守ることが、保険適用の前提です。

修理代が免責金額を超過している

免責金額プランでは、修理費がプラン上限を超えると差額を自己負担します。「免責5万円プラン」など、保険会社が負担する金額には上限があり、超過分は契約者負担となるためです。

 

たとえば、修理見積額12万円、免責5万円プランの場合は自己負担は7万円となります。免責金額を事前に把握しておかないと、想定外の自己負担が発生します。

 

レンタカーを利用する際は、事故時の免責金額も確認しておきましょう。

レンタカー事故の被害が保険の補償額を超える

保険の上限額を超える被害の大きい事故では、超過分の賠償を自己負担するリスクがあります。車両損害や対人賠償に上限金額が設定されており、大型車との衝突などで損害額が高額になると、補償外の費用が発生します。

 

対物賠償上限1,000万円プランで、相手車両修理費1,500万円の場合は残り500万円を自己負担となります。対人賠償でも治療費や後遺症慰謝料が補償額を超えると、同じく自己負担額が発生します。

 

保険プランの上限額は、自分が安心して借りられる範囲を十分に確認しましょう。そのため、対人・対物補償ともに補償額が無制限のレンタカー会社がおすすめです。

レンタカー修理による営業損害

修理期間中の「ノンオペレーションチャージ(NOC)」は自己負担となる場合があります。ノンオペレーションチャージ(NOC)とは、レンタルした車が修理や故障で利用できなくなるときに発生する、営業保証料のことです。

 

レンタカー会社は修理中の車両不足・代車手配コストを補填するため、NOCを設定しています。たとえば、営業保証料が5,000円だった場合、修理日数3日間で15,000円を自己負担となります。

 

NOCの有無で自己負担額が大きく変わるため、補償プランは必ずチェックしましょう。

 

関連記事:レンタカーにNOC補償は必要?免責補償制度とNOC補償制度の違いについて解説

レンタカー事故発生時|冷静に動けるためにすること

レンタカー 事故

どんなに対策をしていても起きてしまうのが交通事故です。事故が起きた際、冷静に動けるために知っておくべきことを解説します。

 

  • もしも事故を起こしてしまったら……まず何をすべきか
  • 現場で焦らないために覚えておきたい3つのポイント
  • 事故後のレンタカー返却・清算手続きの流れ

 

上記の内容を覚えておくことで、事故が発生しても冷静に動けるようになるでしょう。しっかり誠実に対応することが早期解決につながります。

もしも事故を起こしてしまったら……まず何をすべきか

もし事故が起きてしまった場合は以下の順序で行動します。

 

  1. 1.安全確保
  2. 2.負傷者確認
  3. 3.警察・救急連絡
  4. 4.レンタカー会社報告

 

二次被害防止と救護が最優先で、その後警察や救急に連絡します。具体的には以下のように対応しましょう。

 

  1. 1.ハザード点灯&車両移動または三角表示板設置
  2. 2.けが人の有無確認
  3. 3.#110・#119へ連絡
  4. 4.レンタカー会社の緊急ダイヤルへ状況報告

 

事故直後は「安全確保と救護」が最重要です。手順通りに行動すれば、被害を最小限に抑えられます。

現場で焦らないために覚えておきたい3つのポイント

事故現場では焦らず以下のポイントを覚えておきましょう。

 

安全確保 ハザード+三角表示板で後続車へ注意喚起
写真撮影 全体像・接触部・周囲状況を最低5枚は撮影
目撃者情報取得 目撃者へ「お名前と連絡先」を依頼

 

対応ミスや情報不足は、後日の保険交渉や示談で不利になる原因になります。上記の3つのポイントを抑えておけば、保険会社やレンタカー会社とのやりとりもスムーズになるでしょう。

事故後のレンタカー返却・精算手続きの流れ

事故後のレンタカーの手続きは以下の流れになります。

 

見積依頼 営業所へ車両持込またはレッカー依頼
免責金額・NOC確認 板金工場から「修理費◯◯円」「期間◯日」の見積取得
保険会社交渉 自己負担額(免責+NOC)を確認。保険会社へ必要書類提出し、過失割合を確定
最終支払い レンタカー会社から最終請求書を受領し支払い

 

順序よく進めると、見積額のミスや追加請求などのトラブルを減らせるでしょう。手続きの全体像を把握しておけば精神的に楽になり、スムーズに事故処理ができます。

リゾートレンタカーAQUAは人身傷害無制限

リゾートレンタカーAQUAの保険は以下の通りです。

 

対人補償 無制限
対物補償 無制限
人身傷害 無制限
車両保険 付帯
NOC補償 1日あたり2,200円(免責なし)

 

沖縄のレンタカー会社で人身傷害が無制限なのは当社のみです。万が一のロードサービスもついているので安心して旅行を楽しめます。

 

また、全車ドライブレコーダー、ナビ、ETCが標準装備なのでレンタカーを借りてすぐにドライブを楽しめます。

 

安心してドライブしたい方、運転に不慣れな方はぜひリゾートレンタカーAQUAをご利用ください。

レンタカー事故に関するQ&A

Q&A

レンタカーの事故に関する質問をまとめました。

 

  • 事故の相手がレンタカーだった場合、処理はどうなる?
  • レンタカーで事故を起こしたけど、また借りられる?
  • レンタカーでも1日保険に入れる?
  • ドアを横の車に当ててしまった…これだけでも事故になる?
  • 保険以外に持っておくべきアイテムは?

 

疑問を抱きやすい質問を集めたので、参考にしてください。

事故の相手がレンタカーだった場合、処理はどうなる?

事故の相手がレンタカーだった場合は、基本的に「相手の保険→自分の保険」の順で補償されます。加害者が契約者であるレンタカー会社ではなく、実際に運転したあなたの保険責任が問われるからです。

 

  1. 相手レンタカーの保険会社、または運転者の保険会社がまず補償
  2. 保険上限超過分は、あなたの任意保険や他者運転特約でカバー

 

相手側もレンタカーの事故なら互いの保険を使い、補償の抜けを防ぎます。また、自身の自動車保険に弁護士特約がついている場合はその特約を使って弁護士に依頼できます。

レンタカーで事故を起こしたけど、また借りられる?

事故歴があっても、一定期間・条件付きでもう一度レンタルは可能です。多くのレンタカー会社は重大違反がない限り、事故後の保険・補償加入を確認すれば再利用を認めています。

 

小事故(過失割合低め)で修理中でも、無事故証明+追加保険加入で再契約ができますが、飲酒・無免許など重大違反があると、一定期間借りられなくなります

 

事故内容と補償状況次第ではもう一度借りられるので、まずはレンタカー会社へ相談してみましょう。

レンタカーでも1日保険に入れる?

1日保険は個人間での貸し借りが対象です。そのため、レンタカーは対象外となっています。

 

関連記事:レンタカーでも入れる1日保険はある?わナンバーには必要ない理由を解説

ドアを横の車に当ててしまった…これだけでも事故になる?

ドアパンチも「物損事故」として保険適用の対象です。他人の車両に傷をつけた以上、対物賠償が発生し、保険請求手続きが必要だからです。

 

駐車場でドアが当たった場合、対物賠償を利用し免責金額以内なら自己負担、免責0円プランなら一切自己負担ゼロとなります。

 

「ドアパンチくらい…」と思わず、必ず保険会社・レンタカー会社へ報告してください。

 

関連記事:レンタカーでドアパンチしたときの保険は?修理代や身に覚えのない傷の対処法を紹介

保険以外に持っておくべきアイテムは?

レンタカー利用時にあると便利なアイテムは以下の通りです。

 

  • モバイルバッテリー
  • 緊急連絡先メモ
  • 三角表示板

 

上記の3つがあると事故やトラブル時にスマホの充電切れ・連絡ミスを防ぎ、対応がスムーズに行えるでしょう。補償だけでなく、トラブル対応のアイテムも忘れずに用意しておくと安心です。

これで完璧!レンタカー安心ドライブ4ステップまとめ

レンタカーを利用する際に、事故を未然に防ぐポイントや、事故の対処法を紹介しました。ドライブに役立つアプリや注意点を意識するだけでも事故の発生確率は減らせます。

 

  • 事前準備(慣らし運転・車両チェック・持ち物準備)
  • 事故を未然に防ぐテクニック(操作感慣れ・天候別運転ポイント)
  • 補償を最大化する保険知識(会社保険/特約確認/NOCチェック)
  • 万一の対応フロー(安全確保→写真撮影→連絡→精算)

 

これら4ステップを順番に実践すれば、初めてのレンタカーでも「事故が不安…」という気持ちから解放され、安心・安全なドライブを楽しめます。

 

リゾートレンタカーAQUAでは、沖縄の観光スポットやレンタカーの知識を発信しています。インスタグラムでは穴場スポットやお客様の様子もアップしているので、よければ旅行の参考にしてください。